仕事 営業

電話営業がつらい人へ、3つのアドバイス

2022年9月12日

電話営業つらい…しんどい…

電話営業で精神を病んでしまう人って多いですよね。
特に新規でのテレアポは大変だと思います。

稀にいる楽観的で能天気な人とかだとそこまで病むこともないと思いますが、
ほとんどの人が精神的なダメージと戦いながら電話営業をやっていると思います。

僕は根暗でネガティブ思考が強い性格をしていますが、SEO商材で6年以上電話営業を続けています。
分かる人は分かると思いますが、SEOの営業電話って結構過酷で酷いことを言われることもあります。

ただ僕は連続で達成したり、昇格もしています。
そんな僕が電話営業をつらいと思っている人にアドバイスを送りたいと思います。

記事の内容

・電話営業という仕事と向き合うためのマインドセット

この記事を書いている人

はいばら(ブログを書いている人)はいばらブログ管理人
高校卒業後、進学せず田舎で力仕事。3年後に上京して居酒屋バイト。
更にその3年後の24歳の時に体育会系の営業会社に就職。
現在は大手ITベンチャーで営業管理職。
インターネットが大好き、引きこもり体質。

結論

一番大事なマインドセットの部分を先にお伝えします。

前提の心構えとして大事なのは「全てはお客様のために」の気持ちを強く持つことです。

こう言うと宗教染みているというか、精神論じゃんと思うかもしれませんが、この気持ちを根幹に持つことが電話営業を続ける上で最も大事だと思います。

自社の商材で誰かの何かを解決してあげる、言ってしまえば人助けをしているのだという心構えが大事です。

病む人は「無理やり売りつけている」という感覚になってしまっている人が多いです。
まぁ、営業なので多少は分からなくもないですが、健全な精神で電話営業を続けようと思ったら、そのマインドでは続きません。(サイコパスは除く)

自分のやっていることに社会的意義があると信じることが大事なのです。
そうすれば多少の困難は乗り越えられます。ダメージに耐えられるようになります。

そのためには自社の商材の強みを理解して、顧客の何を解決するのか、改めて整理すると良いです。
これは自分だけで考えるのではなく、上司やベテラン社員からも意見を貰った方が新しい気づきもあるので良いと思います。

もし、きちんと考えた結果、何も出てこないような商材であれば転職した方がいいです。
綺麗ごとすら言えないような仕事は、多分ブラックです。

つらい理由を考える

さて、一番大事なマインドセットが出来たら、次はダメージを受けてしまう理由を整理してみましょう。

たくさん断られる、否定され続けるのがつらい

基本的に電話を受ける相手もこちらからの電話以外でたくさんの営業電話を受けています。
あなたの営業マナーはいいかもしれませんが、中には無礼な営業マンもいます。
そんな営業マン達の相手をしていると自然と断り方も冷たくなってしまうものです。

断る人の頭の中としては、あなたを否定しているのではなく、営業電話自体を否定しているのです。
ここを理解しましょう。

上司に詰められる

「営業は外貨稼いでなんぼ」
僕の会社でもこんな言葉がよく飛び交ってます。
やはり営業成績が悪いと上司から叱責を受けることも多いと思います。

最近では昔と比べて詰め方も多少マイルドなところが多いと思いますが、
それでも数字が取れてない時に詰められると自分の存在価値がないように感じて落ち込んでしまいますよね。

ただ、上司も詰めるのが仕事です。
成績が悪いときは詰められて当然であることを認識しましょう。
そして詰められているのはあなたの人間性ではなく、仕事に対してです。
(人としての尊厳を踏みにじるような詰められ方をしたら即労基に駆け込みましょう。)

つらい理由は大きく分けるとこの二つじゃないでしょうか。
成績が良いときはどちらも感じないと思います。
成績が不調な時にこの二つが精神にダメージを与えてきますよね。

対策を考える

次に実際に僕がやっている3つの対策をお伝えします。

トークスクリプトを作成して必ず使用する。

「トークスクリプトぐらいなら作ってるよ」って思うかもしれませんが、それって毎回使ってますか?読んでますか?
経験値が上がってくるとスクリプトが頭に入るので、実際に手元には置かないよって人が多いと思います。

それだと自分の言葉としてトークしているので、断られた時に直で自分にダメージが来るんです

ただ、手元にあるスクリプトを読みながらトークした場合、否定されるのは「スクリプト」になります。
この感覚分かりますかね。

断られすぎて病んでしまう人は、フロントトークの部分だけでもスクリプトの使用を徹底して、ある程度機械的に架電を繰り返してみてください。
無意識な端折りとかもなくなるのでトークの安定にも効果ありですよ。

ちなみにこれは僕の会社のベテラン社員もやってます。

「営業マン」を演じる役者になる

これは僕みたいな普段根暗なコミュ障タイプの人にほど試してもらいたいです。
ありのままの等身大な自分で勝負すると社内外問わず何かあった時にダメージを受けやすいです。

これは先ほどのスクリプトの話と似ていますが、何かあった時の防御壁として別人格を作り出すような感じです。
これが出来るようになると普段とは違う自分に変身して営業出来るのでトークに勢いがつきやすくなったり、断られたり、上司に詰められたりしてもダメージが半減します。

おすすめです。

すべてのことに感謝する

また宗教染みてますが、これが凄く大事です。

例えば営業電話で「いらないよ」とか「もうかけてくるな」と言われたとします。
前述のとおり相手もたくさんの営業電話を受けています。
もし僕がその立場だったら、そもそも知らない番号は出ないし、営業と分かった瞬間に無言で切電すると思うんですよね。
なのでちゃんと断ってくれる人とかって多少なりともこっちに労力とかエネルギー使ってくれてるんですよ。

この考え方は上司から詰められてる時も一緒です。
ガミガミ言ってくる人ほど多大なエネルギーを使ってこちらに指導してくれているわけです。
僕は管理職の立場になって分かりましたが、部下を詰めるって物凄い疲れます。あと、嫌われる覚悟がないと出来ません

こういう考え方が出来ると、全てのことに感謝が出来るようになるので結果として自分の心の安定にも繋がります。

まとめ:感謝の気持ちを持って、「お客様のために」を行動原理にしましょう。

電話営業やテレアポがある程度つらいのは仕方ないです。
ただ、きちんとマインドセットして仕事に臨むことが出来れば本格的に病むことはなくなると思います。

世の中にはあなたの電話、あなたの提案を待っている人がきっといます
その人に巡り合うために健全な精神で架電を行ってください。

具体的な電話営業テクニックもそのうち記事にしたいと思います。

以上です。

  • この記事を書いた人

はいばら

30代に突入したのでブログを始めてみました ▶︎田舎で高校卒業後に進学せず地元で土方→上京して飲食業→IT系営業マン ▶︎現在は一部上場企業グループで管理職 ▶︎コミュ障だけど営業 ▶︎インターネット大好き

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