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営業やめたいと思った時に読む記事【現役営業マンが執筆】

2022年9月18日

こんにちは、はいばらです。
WEB系の会社で6年以上営業職を続けていて、過去に何度も営業をやめたいと思ったことがあります。
20代のうちは若さから来るパワーでがむしゃらに働けましたが、30代に突入した時、「俺このまま営業の仕事を続けられるのかな」ってすごく不安になりました。

営業をやめたいと思っているときは精神状態が不安定な時がほとんどなので、突拍子もない行動をしてしまいそうにもなりました。

今回はそんな過去の自分と同じような人に向けて記事を書きたいと思います。

一旦落ち着いて考えましょう。

この記事を書いている人

はいばら(ブログを書いている人)はいばらブログ管理人
高校卒業後、進学せず田舎で力仕事。3年後に上京して居酒屋バイト。
更にその3年後の24歳の時に体育会系の営業会社に就職。
現在は大手ITベンチャーで営業管理職。
インターネットが大好き。引きこもり体質。

この記事を読んだ方がいい人

・営業の仕事をやめたいと思っている人
・今後の自分のキャリアに悩んでいる人
・転職について失敗したくない人
・とにかく逃げ出したいと思っている人

この記事で得られること

  • 一時の感情に任せた判断で失敗するのを防止する
  • 何が障害になっているのか頭の中を整理出来る
  • 客観的な意見を参考に出来る

 

結論:マインドセットをしてダメそうだったら環境を変えるべき

これは安易に転職だけのことを言っているのではありません。
環境を変えるというのは色々な意味があります。

転職して職種そのものを変えるのか、営業職のまま会社だけ変えるのか、もしくは会社はそのままで販売商材やポジションを変えるのか…
営業に取り組む姿勢を変える、というのも環境を変えることに入ると思います。

兎にも角にも、自分から何かを変えないと現状にインパクトを与えることは出来ません。

ちなみに、あなたが営業歴3年未満なら、ただじっと耐えるというのも悪くないと思います。
最初の3年ぐらいは意識しなくても勝手に自分も環境も変わっていきます、意外と。

営業をやめたいと思う理由

やめたいと思う理由を整理してみましょう。

売れないから、向いてないと思うから

まずはこれですね。
契約が取れない=お客様に拒否され続けていることなので、やっぱり心が重くなっていきます。
更には会社内での立場も悪くなってきますし、自分より若い社員に抜かされるとプライドもズタボロになりますよね。

落ち込んだ状態で営業すると弱気な商談になるので更に数字が悪くなり負のスパイラルに入ってしまうのも珍しくありません。

上司からの詰めがきついから

基本的に営業という仕事は成績不調が続くとどんどん会社からの叱責が強くなっていく傾向にあります。
きつめの上司の場合、人間性にまで踏み込んで鬼詰めしてくるのでかなり精神的に追い込まれますよね。

詰められすぎて精神が崩壊しそうな人をいままで何人も見てきました。

ノルマのため無理に売ったりすると精神を病むから

自分の数字のために押し売りのような形で商材を売りつけた経験は多分営業マンであれば誰でもあると思います。
その罪悪感で苦しんでしまう営業マンは少なくありません、そして更に無理に売り方をしているとお客様からクレームが入ることもあります。

売らないと会社から詰められ、売っても罪悪感が残り、時にはお客様からクレームで罵声を浴びせられる。
このようなことが多々あると精神を病むのも無理はないですね。

他にやりたいことがあるから

これはポジティブな理由ですね。

ただ、”営業をやりたくないから”という動機で見つけた”他のやりたいこと”は本質ではない恐れがあります。
とりあえずの逃げ道になっていないか注意しましょう。

これらのことは僕も実際に思っていたことです。

対策:営業職に対しての考え方を整える

営業職としてのマインドを整える。

僕はこれが一番大事だと思っています。

例えばなかなか売り上げが上がらない時、あなたがもし僕と同じように責任を感じやすく繊細な心の持ち主なのであれば、自分で自分を責めすぎている恐れが高いです。

「会社に迷惑をかけている」「自分は無能なんじゃないか」「この仕事に向いていない」

こんな感じの思考になっていませんか?

自責の念は強すぎると不健全です。

自分に厳しくしながらも自分を肯定してあげる考え方も一緒に持つようにしましょう。

僕の同期でこんな発言をする営業マンがいました、

「俺の数字が悪くても、それは俺を採用した会社が悪い」

僕にとってこの発言はとても衝撃的でした。

ゴリゴリの営業会社だと「売り上げ低いやつ=悪人」のようなマネジメントをされることも珍しくないと思います。
当時の僕もこの考えに染まっていました。
だからこそ数字が悪いとひどく落ち込んでしまっていたのですが、
この同期の発言はそんな思考とは真逆で、自分のことを棚に上げて他責にするとんでもない発言です。

ただ、凄く救われました。

発言した張本人は本当にただの無責任なやつだったかもしれませんが、僕自身としては自分を追い詰めすぎてしまった時にこの言葉を思い出すと気持ちが少し楽になるようになりました。

もちろん開き直って努力を怠るのはよくないことですが、「解雇を言い渡されないってことは必要とされている」と自分に言い聞かせて精神を安定させるのは良いことだと思います。

こんな感じで全てのネガティブに対して改めてマインドセットを行うとメンタルが安定します

他にもこんな考え方があります。

鬼詰めしてくる上司 → 「これがこの人の仕事」だと思えばダメージは軽減
売り上げが上がらない時 → 売り上げを上げるために努力すること自体が会社への貢献
扱う商材に魅力がない → 最初から魅力に溢れた商品はない、収益が上がれば品質に還元される
お客様からのクレーム → 怒られているのは自分ではなく会社

この辺の考え方の注意点としてはあくまでも自分の中で思うだけにしてください。
口に出すと周りからの評判が下がります。

転職について

まず次の項目に当てはまる人は転職ではなくまずは会社に相談をして部署チェンジを狙った方が良いです。

メモ

・興味のある業界で働けている
・会社内での人間関係は良好
・今の会社を続けたい

実際に僕は営業をやめたくなった時に会社に相談をして部署異動をしました。
扱う商材が変更になり、営業部も変更になり、新しい気持ちで仕事をすることになるので、意外とまた営業の仕事を頑張れるようになりました。
今の業界と会社が好きという人はまずはこの選択がおすすめです。

次の項目に当てはまる場合は転職も視野に入れるといいです。

メモ

・興味のある他業界がある
・3年以上今の会社で勤務している
・今の会社に限界を感じる
・年収を上げたい

注意点としては年収を上げたい場合は多分営業職を続行しないと難しいです

僕も営業職から勢いのある美容医療系の会社にWEBマーケターで転職しようと思い、応募をして内定をもらいましたが、提示された年収は現状よりも100万円ほどダウンした金額でした。

元々年収が高めに設定されている営業職から未経験異業種への転職の場合は、年収ダウンを避けることは難しいです。

前述の通り、同じ営業という仕事でも環境を変えるだけでうまくハマったりすることは多いので年収を落としたくない人は、営業職のまま会社だけ変えるのをおすすめします。

ちなみに僕がおすすめする転職サイトはビズリーチです。
企業から直接届くオファーが熱いですね。

まとめ:とにかく何かを変えるところからやろう

営業という仕事は色んな要素が影響して最終的な成果に繋がります。
その中の”感情”という要素が他の職種と比べてウエイトが多いと僕は思ってます。

営業をやめたいと思ったらまずは冷静に何が障害になっているのかを整理して、マインドを整えるところから始めましょう。

以上です。

  • この記事を書いた人

はいばら

30代に突入したのでブログを始めてみました ▶︎田舎で高校卒業後に進学せず地元で土方→上京して飲食業→IT系営業マン ▶︎現在は一部上場企業グループで管理職 ▶︎コミュ障だけど営業 ▶︎インターネット大好き

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