
目次
「AI=ChatGPT」で止まってる営業マンは損してる
Claude、使ってる?
営業まわりの AI 活用というと、ほぼ全員 ChatGPT の話しかしない。けど、ぶっちゃけ僕は日常業務の7割を Claude に寄せてる。
理由は単純で、営業の仕事って結局「長い文章を読んで、空気を読んで、長い文章を返す」のオンパレード。Claude はこの領域がマジで強い。
この記事では、僕が現場で Claude を使ってる5つの場面、実際に投げてるプロンプト、ChatGPT との使い分けまで全部書く。「読んで終わり」じゃなくて、明日から1個マネできるレベルで具体的に書いてくから、気になるとこだけでも見ていってほしい。
この記事を読むとわかること
・Claude が営業の業務にハマる理由
・営業マンが今日から真似できる5つの活用シーン
・実際に投げてる「使えるプロンプト」5本
・ChatGPT / Gemini との使い分け
・社外秘やハルシネーションへの向き合い方
そもそも Claude って何?ChatGPT との違いを1分で
Claude はAnthropic(アンソロピック)っていう米国の AI 会社が作ってる生成 AI。元 OpenAI のメンバーが「安全性」を掲げて独立して始めた会社、っていうのが原点。
営業マン目線で違いをザックリまとめると、こう。

| 項目 | Claude | ChatGPT | Gemini |
|---|---|---|---|
| 長文の読解 | 得意 | 普通 | 普通 |
| 日本語の自然さ | かなり自然 | 自然 | 自然 |
| 画像生成 | 非対応 | 対応 | 対応 |
| Web 検索 | 対応 | 対応 | 対応 |
| Google 連携 | △ | △ | ◎ |
| ハルシネーション | 少なめ(体感) | 普通 | 普通 |
めちゃくちゃ雑にいうと、「文章を読んで考えて返す」全部 Claude、「画像作る・最新情報を検索する」は ChatGPT、Gmail と Google Doc に絡む話は Gemini。これが僕の使い分け。
料金は ChatGPT も Claude も月20ドルくらい。両方契約してもランチ2回分。ケチるとこじゃない。
僕が営業で Claude を使い倒してる5つの場面
ここから本題。日常で「Claude じゃないと無理」ってなってる場面を5つ、プロンプト付きで紹介する。

① 商談議事録から「次にやること」を抜き出す
Zoom 商談の文字起こし、そのままだと長すぎて誰も読まない。Claude に丸投げして、要点とタスクを抽出させる。これだけで議事録作成が10分→3分になる。
実際に使ってるプロンプト
以下は商談の文字起こし。読み込んで、次の形式で出力して。
# 商談サマリ(3行)
# クライアントの本音(行間も読む)
# 決まったこと
# 次のアクション(誰が、いつまでに、何を)
# 次回商談までに僕が準備すべき資料
# 気をつけたい兆候・赤信号
— 文字起こし ここから —
(ここに貼る)
ポイントは 「本音」と「赤信号」を別枠で出させること。表面のセリフだけ拾うと、決裁者が乗ってないとか、社内政治の匂いとか、そういう肌感が抜け落ちる。Claude はここを言語化するのが本当に上手い。
② 込み入ったクライアント返信のドラフト
クレーム気味の長文メール、要望が複数ある相談、決裁プロセスの相談——こういう「返事に30分悩むメール」、Claude に下書きさせると一気に楽になる。
大事なのは 「相手の文章を要約させてから返信を書かせる」2ステップでやること。いきなり「返信書いて」だと表面なぞる文章になる。
実際に使ってるプロンプト(2ステップ)
このメールを読んで、相手の言いたいことを
①表面のメッセージ ②裏で気にしてること ③触れちゃダメな地雷
の3つに分けて整理して。
【ステップ2】
その上で、僕(営業担当)から返す返信ドラフトを書いて。
条件は以下。
・タメ口にならない丁寧さ
・先方の不安に先回りで答える
・宿題は具体的に「いつ」「何を」返すか書く
・最後に1行、関係性が温まる雑談を入れる
これでドラフトが出てきたら、自分の言葉に直して送る。ゼロから書くより圧倒的に速いし、感情で書いて事故るリスクが下がる。
③ 提案書のストーリー設計
提案書、いきなりスライド作り始めるとだいたい途中で迷子になる。ヒアリングメモを Claude に投げて、まず「ストーリー骨子」を出させる。
実際に使ってるプロンプト
「これは買うべきだ」と納得するための提案書ストーリーを設計して。
出力フォーマット:
1. 表紙キャッチコピー
2. 1ページ目で示すべき「相手の課題の言語化」
3. 課題の構造分解(3つ)
4. なぜ今やるべきか(タイミングの理由)
5. 提案の柱(3つ)
6. 想定される反論と、それへの先回り回答
7. クロージングの一言
— ヒアリングメモ —
(貼る)
このストーリーができれば、あとは PPT に流し込むだけ。提案書作成の8割は「構成決め」なので、ここを AI に任せると劇的に早くなる。
④ 商談前の顧客リサーチを5分で終わらせる
商談前のリサーチ、真面目にやると30分溶かす。Claude に Web 検索させて、商談で使える観点だけ抜き出させると一気に短縮できる。
実際に使ってるプロンプト
以下のフォーマットで返して。
# 直近1年の主要トピック(IR・プレスリリース・主要メディア)
# 経営課題と、それに対する打ち手の方向性
# 競合との比較で押さえておくべきポイント
# 商談で僕が触れるべき話題(褒めポイント・共感ポイント)
# 逆に触れない方がいい話題(業績低迷・トラブル等)
# 想定される決裁者層と関心事
「触れない方がいい話題」を聞くのがミソ。事前にここを押さえておくと、商談で地雷を踏まなくて済む。
⑤ 商談ロープレを1人で回す
新人時代、先輩相手にロープレお願いするのって正直しんどい。Claude にクライアント役やってもらえば、1人でいくらでも練習できる。これマジで革命。
実際に使ってるプロンプト
性格は理詰めで懐疑的、コストに厳しい。
僕はこれから○○の提案をする営業マン。
ロープレをやってほしい。条件は以下。
・最初は冷たく、こちらの話に懐疑的に
・3〜5往復したら、こちらの説明次第で温度感を変えて
・1往復ごとに「相手の表情・心理の補足」を【】付きで書いて
・反論パターンは「予算」「効果検証」「導入リスク」の3つを織り交ぜて
では、僕が「お時間いただきありがとうございます」と挨拶するとこから始めて。
10分回せば、自分の話の弱点がボロボロ出てくる。新人にやらせるのはもちろん、中堅・ベテランも「想定外の質問」に強くなる練習になる。
営業マン向け・Claude プロンプトのコツ3つ
同じ Claude でも、プロンプトの書き方で出力の質が全然変わる。営業文脈で使うときに僕が意識してるコツを3つだけ。
コツ1:役割と立場を最初に与える
「あなたは BtoB 営業の参謀役」「あなたは○○業界10年の経営企画部長」みたいに、最初に役割をハッキリさせる。これだけで出力のレベル感が一段上がる。
コツ2:「本音」「赤信号」「触れない方がいい話題」を聞く
普通の AI 活用記事では出てこないけど、営業マンが本当に欲しい情報ってこれ。Claude は行間を読む力が強いので、明示的に聞くと結構いい答えを返してくる。
コツ3:出力フォーマットを箇条書きで指定する
「自由に書いて」だとブレる。「以下のフォーマットで」って指定するとブレなくなる。テンプレ化しておけば、毎回同じ品質で出てくる。
これだけは注意してほしいこと
便利だからって何でも投げていいわけじゃない。営業マンが Claude 使う上で、絶対に外しちゃいけないポイントが3つある。
顧客情報・社外秘の取り扱い
個人契約の Claude に機密情報を投げない。会社で契約してる Team / Enterprise プランを使うか、固有名詞を伏せて投げる。
ハルシネーション(嘘の情報)
数字・固有名詞・法律論は必ず原典を当たる。Claude は「自信満々に間違える」ことがある。
最終判断は人間
契約条件、値引き、社内調整。重い判断は AI に決めさせない。あくまで「考える材料」として使う。
まとめ:営業マンと Claude、相性は最高
長くなったので、最後に要点だけ。
Claude は「文章を読んで・考えて・返す」に強い。営業の業務とドンピシャ
議事録要約、メール返信、提案書設計、リサーチ、ロープレ——全部いける
プロンプトは「役割を与える」「本音を聞く」「フォーマット指定」の3つ
機密情報・ハルシネーション・最終判断、ここだけ注意
「ChatGPT は触ったけど Claude はまだ」って人、騙されたと思って1週間だけメインにしてみてほしい。手放せなくなるから。
営業マンの仕事、AI でラクにできるとこは全部ラクにして、人間にしかできない「現場で空気を読んで決める」とこに集中しよう。じゃ、また。
あわせて読みたい:営業×AI の他の選択肢
Claude は最強だけど、用途に応じて ChatGPT・Gemini も使い分けてる。それぞれの実践ノウハウは下の3記事に全部書いてあるから、合わせて読むと「営業マンの AI スタック」が完成する。
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